出張 児童館 その1

積木

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えー、僕が待ちに待っていた児童館での積木遊びの日がやってまいりました!

夏休みなので、いつもよりたくさんの子どもたちが児童館に来ている。

子どもは休みでも、親は休みじゃないんだよね。

ウチも同じだけど。

というわけで、手持ちの積木では全員いっぺんに遊べないので、

1・2年生グループ、3・4年生グループ、5・6年生グループの3つに分かれて、45分ずつ行うことになった。

どのグループでも最初に、積木の使い方を話す。

と言っても、

立方体と直方体の名前、

角が立ってるから、踏んづけたりぶつけたりしないように気をつけること、

ビーズは踏むと転ぶので気をつけること、

この3つだけ。

相手はもう小学生。

言わなくてもそんな無茶はしない。

あれダメこれダメと禁止事項を並べてしまうと、やる気を削がれてしまう。

子どもたちがして欲しくない行為にのめり込んでいくのは、

そこに用意された環境がつまらないから。

面白そうなものが用意されていれば、自然と夢中になる。

そして、今回僕が用意した環境は、絶対面白い!

はず。

まぁ、気を取り直していきましょう。

最初は1.2年生グループ。

立方体と直方体の名前を聞くと、

「しかくー」「ながしかく」

と、年齢的な模範解答が返ってきた。

素直で大変よろしい。

3つの約束をして、

「じゃあ、遊ぼう」

と言うや否や、我先に積木に飛びつく子どもたち。

さすが低学年は、自分の欲求に正直。

でもこれ、とても大切なこと。

自分のやりたいこと、欲しいものが分からない大人がどれだけいることか。

子どもたちには、それを見失わないで欲しい。

そして、低学年の子は、

「けいくーん、これ欲しい」

「見て見て!」

「こっちきてよ」

と、ひっきりなしに呼んでくる。

共有する実感を求めているので、

それに応じて回るのが一番忙しいグループだった。

1.2年生は人数が多いので、部屋にギュウギュウだったけど、

誰も文句も言わず、

ケンカもせず、

危ないこともせず、

夢中になって遊んでた。

それぞれの作りたいものを一心不乱に作り、

互いの作ったもので遊び、

楽しんでいるのが、もう手に取るように分かる

素晴らしい時間だった。

交代の時間を告げるのは、

本当に心苦しかったけど、

待っている子がいるので片付け。

みんな頑張って片付けてた。

次は3.4年生年生グループ。

やることは一緒だけど、

立方体と直方体の名前を聞いた時は、

「正方形」「長方形」

と、平面から見た名前を言ってくれた。

そして、遊び始めると、明らかに1.2年生グループよりも、遊びが秩序立っている。

年齢の違いがはっきり出ていて面白い。

ビーズを使ったピタゴラ装置と、

ドミノを自分たちで作って遊ぶ子が多かった。

ピタゴラ装置では、折り返しできるように工夫したり、コーナーで止まらないように三角柱を入れたり、

しっかりと発見をして試行錯誤を繰り返している姿が見て取れた。

1.2年生よりもずいぶん落ち着いて遊んでいるので、作品をいくつか撮ることができた。

最後は5.6年生グループ。

さすが、立方体と直方体の名前がすぐに出てきた。

今回は3グループで、面白いくらいに模範的な3段階の答えが出た。

ホント、みんな素直だなぁ。

そして、5.6年生は、話が終わっても積木に飛びつかない!

その象徴的な言葉が、

「何作ろっかな」

だった。

これは、目的や計画を立てている証拠。

自分の経験から論理的な思考が始まっている。

だから、5.6年生は床が散らからない!

感動的なまでに、それぞれの年齢で違いを見せてくれる。

おじさん、ずっと感動しっぱなし。

高学年の子は、限界への挑戦(男子)と、人形を使った家作り(女子)に綺麗に分かれていた。

終わりがけの頃、

何人かずつ集まってそれぞれのものを作っていたはずなのに、

「つなげよう」

と言って、いくつかがつながると、

全体に統一感が見えてくるから不思議。

1つの街が出来上がっていた。

窓から他の子たちも覗いて、

「スゴイ!」

「高いね」

「カッコイイ」

と賞賛の言葉が、かけられた。

年長者の自信と、

年少者の憧れが、

同時に形成されるのが、異年齢の良いところだなぁ。

学年別の教育では育ちづらかったりするんだよね。

最後に、「もっとやりたい人!」

と聞くと、どのグループもほぼ全員が手を挙げてくれた。

というのも、

今回のように大人数が、

時間も45分程度という短い時間で

満足するまで楽しむのは少々難しい。

れちとびが、

少人数の1時間半で、

たっぷりの積木を使う理由はここにある。

是非、本ワークショップへ参加して欲しい。

見ていた職員の方も、子どもたちのアイデアや表現力に舌を巻き、

今回の積木遊びを非常に喜んでくれた。

参加された子どもの保護者の方は、

児童館の方が撮った写真を是非見ていただきたい!

生き生きとした子どもたちの姿と、

眼を見張る作品に驚かれること間違いなし!!

こんな素晴らしい積木遊びを行う僕(自分で言っちゃった)は、

すごく特別なことをしているかと言うと、そうでもない。

ぶっちゃけてしまえば、どの学年でもそうなんだけど、

始まってしまえば僕のやることはほとんどない。

「先生なんだから、ちゃんと教えてよ」

と言われそうなんだけど、

大人が教え込もうとすればするほど、

子どもはつまらなくなって離れていく。

そして、それ(今回で言えば積木)を手に取ろうとしなくなる。

これでは本末転倒でしょ。

保育・教育の中では、

「子どもには自分で自分を育てる力(自己教育力)がある」

と言われている。

ならば、大人が教え込まなくても、自分で発見して気づいていくはず。

じゃあ、大人は何もしなくていいかというと、そうじゃない。

大人の役割は3つある。

・子どもが夢中になれる環境を用意すること。

・子どもの求めに応じること。

・子どもを信じて待つこと。

中でも、

子どもにとって一番大事なのは環境で、

大人にとって一番苦手なのが待つこと。

今回はブログで、遊んでいる子どもの姿がお見せできないのが、本当に残念でならない。

正に、子どもたちがそれを証明してくれた。

本当の積木で遊ばない子はいない!

「創造力を育む、つみき共育」

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